変形性膝関節症|郡山駅から車で北に8分の整形外科・内科・形成外科・リハビリテーション科

疾患について

Knowledge

整形外科を受診される患者さんに比較的多くみられる病気や病態を掲載しました。ほかにも数多くの疾患や病態がございますので参考程度にご覧ください。
当院では皆さま個々の症状を診察したうえで必要に応じて検査を行い治療します。お身体に変調がみられましたらご相談ください

お身体の気になる部位を選んでください。

足(あし)に多くみられる疾患

変形性膝関節症

膝関節表面をおおう関節軟骨が変性、破壊され、痛みが出る疾患です。多くは加齢によるものですが、けがなど何らかの疾患に続発して発症する二次性もあります。女性に多くみられ、高齢になるほど罹患率は高くなります。

症状

初期には立ち上がりや歩き始めなど、関節の動き初めの痛みやこわばり感が出ます。また、膝に水がたまり、曲げ伸ばしがしにくくなります。進行すると膝の内反変形(O脚)が目立ち、歩行の際にも常に痛みが生じます。また、関節の可動域が悪くなり、正座が困難になります。

治療

変形した関節に負担をかけないよう、減量や下肢筋力のトレーニングを行います。痛みに対しては、お薬による治療(痛み止めの内服や外用剤)を行います。また、注射の治療では、ヒアルロン酸や副腎皮質ステロイドが用いられます。ヒアルロン酸注射は1週間ごとに連続5回行います。効果が出るまでに時間がかかりますが、持続効果が長いことが特徴です。強い痛みには炎症を抑える副腎皮質ステロイド注射を行います。
お薬や注射などの保存療法でも症状の改善が得られない場合や、進行した変形の場合には手術が行われます。手術は関節鏡視下手術や骨切り術、人工関節置換術などが行われます。年齢や変形の程度によって、手術方法が考慮されます。