上腕二頭筋長頭腱炎|郡山駅から車で北に8分の整形外科・内科・形成外科・リハビリテーション科

疾患について

Knowledge

整形外科を受診される患者さんに比較的多くみられる病気や病態を掲載しました。ほかにも数多くの疾患や病態がございますので参考程度にご覧ください。
当院では皆さま個々の症状を診察したうえで必要に応じて検査を行い治療します。お身体に変調がみられましたらご相談ください

お身体の気になる部位を選んでください。

肩・背中(かた・せなか)に多くみられる疾患

上腕二頭筋長頭腱炎

上腕二頭筋腱は上腕前面のちからこぶを作る筋肉の腱です。腱の通り道である上腕骨の結節間溝という部分での機械的な刺激により、炎症が生じ、発症します。腕を挙げた状態での繰り返しの作業やスポーツが原因となります。

症状

肩関節の前面に痛みが生じます。荷物を持ち上げるときや、腕を挙げようとする動作で痛みが出たりします。

治療

痛みに対して、お薬による治療(痛み止めの内服や外用剤)を行います。お薬で痛みがとれない場合、腱の周囲に炎症を抑えるステロイド注射を行います。
お薬の治療でも症状が改善しない場合、手術(腱切離術や腱固定術)になることもあります。